寸法・品質・耐久性でも折り紙つき
エアロパーツは空気の流れを整え、空気抵抗を減らしたりと、ダウンフォースを発生させ安定感を増したり、開口部を大きくとって冷却性をアップするなどの機能がある。もちろんドレスアップ効果や材料置換による軽量化なども望めるが、大事な部分はなんといっても「空力=エアロダイナミクス」。とはいえ、空気が相手なので、その流れを目で見ることはできない。
だからこそ本格的なエアロパーツを開発するには、風洞実験施設やコンピュータを使った「CFD(数値流体力学)」が欠かせない。ところが、こうした設備は自動車メーカーやレーシングカーのコンストラクター、大学などの研究施設など限られたところにしかない。正確なデータに基づいた本格的な空力パーツを求めるのなら、メーカー直系でなおかつレースに参戦している「ワークス系」ブランドのエアロパーツが最も確かだろう。