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スバル「BRZ」が近未来スタイルにド派手カスタム! 環境に優しいインテリアが決め手です

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「名古屋オートフェスティバル2023」でTOTAL CUSTOM DEMO CAR最優秀賞を受賞

2023年3月にポートメッセなごやで開催された、「名古屋オートフェスティバル2023」。2020年以来3年ぶりの中部地区のカスタムカーの祭典となるこのイベントで「トータルカーショップ・グローブ」のブースに展示されていた、モノトーンでまとめたエクステリア&インテリアが印象的なスバルBRZ。今回のイベントが初お披露目で完成を100%とするとまだ50%の仕上がりだそうだが、TOTAL CUSTOM DEMO CAR最優秀賞を受賞した。では、その中身を見てみることにしよう。

KUHLのボディキットをベースにさらに加工

エクステリアで目を引くワイドボディは、クールレーシングのエアロ&ボディキットをベースにトータルカーショップ・グローブが加工。とくにリアまわりは給油口付近やボリューム感のアップなど、キットのパーツを切ったり継ぎ直したり、かなり手が入れられている。

これらの作業によって、よりボディラインのディテールアップが施されているわけだ。エンジン自体はノーマルだそうだが、排気系はHKSに交換され、ホイールはレイズのTE37がセットされている。ちなみにボンネットのカモフラージュ柄はラッピングだ。

これらの作業でモノトーンのエクステリアは目を引くものとなっているが、今回の展示のメインは、じつはこのエクステリアではないという。

リ・デザインされたシートに注目

今回のBRZのメインとなっているのは、エクステリアと同様にモノトーンで仕上げられたインテリア、なかでもシートなのだそうだ。シートの骨格自体は純正が使用されているが、シート地をリ・デザインし新たなイメージに生まれ変わらせている。

シート地はレザーではなく、あえてヴィーガンレザー(非動物性素材)にこだわっている。さらにフルデザインされたシート地のソーイングも、パイピングを埋め込むようなカタチで行われなれ、シート表面がなだらかに仕上げられている。

こういったデザイン力とソーイングなどの技術をアピールするため、デモカーの展示はドアを開けた状態で行われていた。もちろんこのシートのほか、ステアリングやダッシュボードの張り替えなども行われている。

今後はリアハッチ化などさらなる進化を予定

冒頭に完成まではあと50%と記したが、今後はリアをハッチバック化しインテリアもルーフからリアまで一体感をもったデザインに仕上げる予定となっている。さらにオーディオのインストール作業も得意としているので、オーディオ関連も充実させる予定とのこと。これらの作業のフィニッシュは、2024年の東京オートサロンを目指しているそうで、来年早々には完成形を見ることができそうだ。

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