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「アニバ」なのに7000万円超え!? ランボルギーニ「カウンタック」は軒並み高騰傾向にあるようです!

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定期的なメンテナンスも行われていた1台

2024年1月25〜26日、RMサザビーズがアメリカ・アリゾナで開催したオークションにおいてランボルギーニ「カウンタック25thアニバーサーリー」が出品されました。今回はいくらで落札されたのか、同車について振り返りながらお伝えします。

カウンタックの中で最も台数の多い1台

後継モデルとなるディアブロが1990年に誕生する直前、ランボルギーニの経営を唯一支えていたプロダクションモデルといえば、それはもちろんカウンタック、正確には1988年に同社の創立25周年を記念して1988年に発表された「カウンタック25thアニバーサリー」にほかならなかった。

現代の感覚で考えれば、1988年から1990年までの間にわずかに657台しか販売されなかったモデルと表現できるのかもしれないが、じつはアニバーサリーは一連のカウンタック・シリーズの中では最も多くの生産台数を記録したモデルなのである。その理由は、やはりさらに刺激的な姿へと変貌を遂げたエクステリア・デザインにあると書いても、それはあながち間違いではないだろう。

アニバーサリーのエクステリア・デザインを担当したのは、現在はパガーニ・アウトモビリを率いる立場にあり、先日は最新作のウトピアをデビューさせた、オラチオ・パガーニである。パガーニは当時ランボルギーニの契約デザイナーとしてランボルギーニで勤務する一方、カーボン素材などの研究開発部門でもその手腕を奮った人物。ちなみにアニバーサリーのデザインを進めるうえで、当時ランボルギーニの親会社であったクライスラーから告げられた条件は、彼自身の言葉によれば「皆無」であったという。

パガーニの手によって生み出されたカウンタック25thアニバーサリーのデザインは、それまでの基本的なカウンタックのシルエットはそのままに、まずボディのボトム部を中心に、そのディテールがリニューアルされていった。

サイドステップの造形は、前作5000QVですでに一部モデルで採用されていたものであったし、フロントスポイラーの形状は一新され、フロントブレーキの冷却効果を高めるため、そこにはエアインテークが前部と側部に追加されている。

リアフェンダー上のエアインテークのデザインもエンジンカバーと見事なコンビネーションを見せた。あの個性的なリアウイングのオプション設定がなかったことも、このアニバーサリーでは特徴のひとつといえる。

それはマルチェロ・ガンディーニが最初に描いたプロトタイプのLP500や、プロダクションモデルの初作となったLP400への回帰を意識した結果だったとパガーニは後に語った。出品車のウイングは何らかの方法で入手したものだろう。

カウンタック25thアニバーサリーがミッドに搭載したエンジンは、5.2LのV型12気筒DOHC 48バルブ。チーフ・エンジニアはルイジ・マルミローリだ。最高出力は基本となるキャブレター仕様で455psとなり、北米市場向けのKジェトロニック仕様で420psと発表されていた。また前後のサスペンションは、新たにピレリ製のPゼロ・タイヤを装着することになった関係から(サイズは5000QV時代と変わらない)、速度規格がVからZへとアップされ、それに伴ってセッティングが見直されている。組み合わせるOZ製のホイールも、同社のアルミニウム製マルチピースに改められた。

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